https://www.utokyo-ipc.co.jp/company/team/mizumoto/

◆対象者

東大IPC水本 尚宏さま

水本さん.jpg

プロフィール

大和SMBCキャピタル(現、大和企業投資)にてIT・医療などハイテク分野へのベンチャー投資を経験後、昭和シェル石油に転職。タスクフォースリーダーとして決済プロジェクト、新電力プロジェクト、店舗のデジタルトランスフォーメーションなど、新サービス企画から市場導入まで主導。2017年より東大IPCに参加。2022年よりブリングアウトに出資。

https://www.utokyo-ipc.co.jp/

◆大企業をターゲットにする魅力

ーー水本さんはブリングアウトに出資という形で関わっています。ブリングアウトのどういったところに魅力を感じたのでしょうか。

ブリングアウトが同業他社と大きく違うのは、AIツールだけでなく、人(コンサルタント)も商品である点です。

AIツールの導入前から、導入後まで、ブリングアウトは自社コンサルタントで体制を組み、AIツールが営業組織において最大のパフォーマンスをもたらすように支援しています。単にツールを提供して「はい、あとはお願いします」ではないし、そもそもそれができないサービスです。

また、大企業いわゆるエンプラに特化して導入提案をしているのも特長です。ブリングアウトはその企業の営業職の人数だけ導入される可能性があるので、SMB(中小企業)を対象とせずに大企業をターゲットとするのは、極めて合理的と言えます。

ーーコンサルタントの優位性についてより詳しくお聞きしたいです。

現在、セールスイネーブルメントのツール市場は競争企業の多いレッドオーシャンです。が、実は導入済みの企業はまだ多くはありません。

よって、どんなものかもわからないし、どう使いこなしてよいのかもわかりません。つまり、初物なんです。この初物をいきなり使いこなすのは難しく、有効に活用してもらうためにもコンサルタントの存在が重要なのです。

たとえば、社内であるチャットツールを元々使っていた企業がChatworkに変える場合はその使い方に迷うことはないでしょう。UXはこれまでの経験的に理解できるし、用途がわかっているので使いこなせるからです。しかし、新たにセールスイネーブルメントのツールを導入する場合は違います。どう使いこなせば結果を出せるのか、わからないのです。ここがコンサルタントの価値です。

これは、システムの使い方を教えたり、問合せに対応をするカスタマーサービスとは異なります。営業の課題が何で、どう目標を設定し、そのために何をツールに盛り込むべきなのか。そしてツールを導入後、目標を達成させるために何が必要なのかをすべて担えるのがブリングアウトのコンサルタントです。このような企業は業界内でかなり珍しい存在です。

ーー代表取締役の中野を中心にブリングアウトにはコンサル出身者が多いです。